【7月28日 AFP】北朝鮮の首都平壌で27日、朝鮮戦争(Korean War)の休戦協定締結から70年を記念する軍事パレードが行われ、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党総書記が、訪朝中のロシア、中国の代表団と視察した。朝鮮中央通信(KCNA)が28日、伝えた。

 金日成広場(Kim Il Sung Square)で行われたパレードには、核兵器搭載可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)や新型の無人偵察機が登場した。

 広場を見下ろすバルコニーに金氏は、同記念日に合わせて訪朝中のロシアのセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相や中国共産党の李鴻忠(Li Hongzhong)政治局員とともに並んだ。

 北朝鮮が外国の要人を迎えるのは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)が始まってから初めてとなる。(c)AFP