【7月28日 AFP】ブラジル南部パラナ(Parana)州パロチナ(Palotina)にある農協の敷地内で26日、複数のサイロが連続して爆発し、8人が死亡、11人が負傷した。州消防当局が27日、発表した。

 現場では「最後の犠牲者」がいまもトウモロコシと残がいの下敷きになっている。消防隊が救出のために構造物を支え、トウモロコシを撤去しているという。

 サイロの一つが爆発し、それが第2、第3の爆発を誘発したと消防当局は説明している。住民によると揺れが起き、近所の家屋の窓も吹き飛ばされた。

 この農協ではダイズ、小麦、トウモロコシなどを扱っており、爆発が起きたサイロは穀物受け入れの主要施設だった。原因はまだ特定できていないという。(c)AFP