【7月26日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)でプレーするスーパースター、レブロン・ジェームズ(LeBron James)の長男ブロニー(Bronny James)選手(18)が、大学での練習中に心停止を起こして倒れ、病院へ運び込まれていたことが分かった。家族が25日に発表した。

 ブロニー選手は、南カリフォルニア大学(University of Southern California)での24日の練習中に倒れた。家族は広報を通じて「昨日の練習中、ブロニー・ジェームズが心停止を起こした」と発表。「メディカルスタッフが治療を行い、病院へ搬送した。現在の状態は安定していて、集中治療室(ICU)も出ている」と明かした。

 芸能情報サイト「TMZ」によると、ブロニー選手は意識がない状態で病院へ緊急搬送されたという。

 ブロニー選手はセレブ向け私立校シエラ・キャニオン・スクール(Sierra Canyon School)の最終学年で結果を残し、大学入りの有力候補が集まる最後のオールスター戦で3ポイントシュート5本を決めて15点を挙げると、5月から南カリフォルニア大学でプレーしていた。

 NBAの歴代最多スコアラーで、ファイナル制覇4回、レギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に4回選出されているジェームズは、息子と一緒にNBAでプレーするまでは現役を続けたいと以前から話していた。(c)AFP