【7月17日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は15日、21年目のシーズンを迎えるレブロン・ジェームズ(LeBron James)が、背番号を6から23に変更すると発表した。

 ジェームズの代理人を務めるリッチ・ポール(Rich Paul)氏が米スポーツ専門チャンネルESPNに語ったところによると、今回の変更は、昨年亡くなったビル・ラッセル(Bill Russell)氏への敬意を表すものだという。ラッセル氏の死後、背番号6はNBAの永久欠番となっていた。

 ジェームズのように6番をつけていた選手は、着用継続が許されていた。ジェームズは、歴代最多11回のファイナル制覇と5度の最優秀選手(MVP)に輝いたラッセル氏に敬意を表し、22-23シーズンは6番をつけて過ごしていたが、今季は別の背番号をつけることを決めた。

 ジェームズがNBAに入って背番号を変更するのはこれが4度目で、23番はキャリアをスタートさせてから長い間着用していた。

 高校時代とクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)時代には23番をつけていたが、マイアミ・ヒート(Miami Heat)に在籍した際は、チームがレジェンドであるマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)へのトリビュートとして23番を永久欠番としていたため、6番をつけた。

 キャバリアーズ復帰後とレイカーズ移籍後も23番をつけていたが、アンソニー・デイビス(Anthony Davis)へ譲る可能性があったため、21-22シーズンから再び背番号を6に戻していた。(c)AFP