【7月15日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は14日、インドネシアの首都ジャカルタで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラムの外相会議で、ロシアのウクライナ侵攻に対する非難に猛反発した。欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル(Josep Borrell)外交安全保障上級代表(外相)が会議後に明らかにした。

 ボレル氏によると、ラブロフ氏は同氏に「非常に攻撃な態度で持論を展開し、すべては『西側諸国の陰謀』だと主張した。さらに、ロシア側に侵略をやめ、軍を撤退させる意向は全くないので、戦争は続くと述べた」という。

 ボレル氏は同氏に対して、EU加盟27か国がウクライナを支持し、ロシアにウクライナから軍を撤退させるよう求めている理由について説明したとしている。(c)AFP