【7月11日 AFP】北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ、Choe Son Hui)外相は11日、米国がウクライナにクラスター弾を供与するとした決定を批判するとともに、同国に侵攻するロシアに対する支持を表明した。

 崔氏は朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた談話で、「このような殺傷兵器を提供すると決めた米国は極めて危険な選択をした」と指摘。

 こうした動きは「侵略と虐殺を国是と存在意義とする(米国の)平和の破壊者という本性をまたしても浮き彫りにした」と述べ、供与計画の撤回を要求した。

 崔氏はさらに、北朝鮮政府と国民はロシアに「強い支持と連帯を表明する」とし、最終的に勝利するのはロシアだとの見方を示した。(c)AFP