【7月11日 AFP】細菌感染症で先月、集中治療室(ICU)に搬送された米歌手マドンナ(Madonna)さんが10日、入院後に初めてソーシャルメディアに投稿し、「快方に向かっている 」とのメッセージを発表した。

 マドンナさんは「病院で目覚めた時に最初に考えたのは、私の子どもたちのことだった」「2番目に考えたのは、ツアーのチケットを買ってくれたファンを失望させたくないということだった」と告白。「今は自分の健康と、力を付けることに集中している。約束する。できるだけ早く皆さんの元に戻る!」と続けている。

 マドンナさんは、40年以上のキャリアの集大成となるワールドツアーを今月15日から予定しており、84公演のチケットはほぼ完売していたが、細菌感染症により延期を余儀なくされていた。

 現在の計画としては、10月14日に英ロンドンで開始予定の欧州ツアーに変更はなく、これ以前に予定されていた米国公演は欧州ツアー後に延期するとしている。

 マドンナさんがメッセージを公表した直後、ツアー大手のライブネーション(Live Nation)も10月8日以前の北米公演の延期を認めた。(c)AFP