【6月29日 AFP】米歌手マドンナ(Madonna)さんが、「深刻な細菌感染症」により集中治療室(ICU)に搬送されていたことを28日、マネジャーが明らかにした。数日間入院しているが、快方に向かっているという。

 マネジャーのガイ・オセアリー(Guy Oseary)氏によると、まだ治療中ではあるものの経過は良好で、完全な回復が見込まれる。

 7月15日からカナダ・バンクーバーで開始する予定だった「ザ・セレブレーション・ツアー(Celebrations)」については、当面の間延期するという。新たな日程は近日中に発表するとしている。

 米紙ニューヨーク・ポスト(New York Post)の芸能サイト「ページシックス(Page Six)」によると、マドンナさんは体調を崩し市内の病院に搬送された。

 公式ウェブサイトによると、40年以上にわたるキャリアを振り返る大規模なワールドツアーは全84公演で、ほぼ完売となっている。

 米国内ではデトロイト(Detroit)、シカゴ、マイアミ(Miami)、ニューヨークなど、スーパースターに上り詰めたマドンナさんにゆかりのある場所で開催される予定だった。ツアーではその他、英ロンドンやスペイン・バルセロナ、仏パリなどの欧州公演のほか、メキシコ・メキシコ市を回る予定だった。(c)AFP