【7月4日 AFP】自転車ロードレースのツール・ド・フランス(2023 Tour de France)は3日、第3ステージ(アモレビエタエチャノ~バイヨンヌ、193.5キロ)が行われ、アルペシン・ドゥクーニンク(Alpecin–Deceuninck)のジャスパー・フィリプセン(Jasper Philipsen、ベルギー)が優勝した。

 昨年のツールでは、実際にはワウト・ファン・アールト(Wout van Aert、ベルギー)が独走で制したステージで自身が優勝したと勘違いして大喜びし、嘲笑を浴びたフィリプセンだったが、今回は集団スプリントでライバルたちを破り、持ち前のスピードを証明した。

 この日は、ゴール前で進路から逸脱してファン・アールトの方に斜行したかについて審議になったが、映像確認の末に勝利が認められた。

 総合順位では、UTE(UAE TEAM EMIRATES)のアダム・イェーツ(Adam Yates、英国)が首位を維持した。イェーツのチームメートで、2020、21年大会覇者のタデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)が2位につけている。(c)AFP