【6月30日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)は29日、リーグのギャンブル規定に違反した4選手に出場停止処分を科した。そのうち3選手については、処分期間が最低でも1シーズンとなっている。

 インディアナポリス・コルツ(Indianapolis Colts)のCBアイザイア・ロジャース(Isaiah Rodgers)とOLBラショド・ベリー(Rashod Berry)、そしてフリーエージェント(FA)のDEデメトリアス・テイラー(Demetrius Taylor)は、2022年にリーグの試合で賭けをしたとして、少なくとも23年シーズン終了まで出場停止処分となった。

 一方、テネシー・タイタンズ(Tennessee Titans)のOTニコラス・プティフレール(Nicholas Petit-Frere)は、クラブの施設内でNFL以外のスポーツの賭博を行ったとして、23年シーズンの開幕6試合を出場停止となった。

 ロジャース、ベリー、テイラーの3人は、23年シーズン終了後に再登録の申請が可能となっている。コルツはロジャースとベリーについて、両選手の無期限出場停止処分が発表された後、ウェイバーにかけた。

 NFLのギャンブル規定では、リーグ関係者が球団やリーグの施設もしくは練習場を含む会場内で賭博行為をすることを禁止している。

 NFLでは今年4月、デトロイト・ライオンズ(Detroit Lions)のジェームソン・ウィリアムズ(Jameson Williams)やクインテス・シーファス(Quintez Cephus)、スタンレー・ベリーヒル(Stanley Berryhill)のWR3選手とDBのCJ・ムーア(C.J. Moore)、さらにワシントン・コマンダーズ(Washington Commanders)のDEシャカ・トニー(Shaka Toney)がギャンブル規定違反で出場停止処分を受けている。(c)AFP