【6月29日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領(80)の顔に謎の跡があるとして記者らの間で話題になっていたが、米ホワイトハウス(White House)は28日、睡眠時無呼吸症候群の治療に使う持続陽圧呼吸療法(CPAP)装置の跡だと説明した。

 皮膚が水平方向にわずかにくぼんだような帯状の線は、今週初めにバイデン氏を間近で取材した記者らが気付いていた。28日、シカゴ(Chicago)に向かうためホワイトハウスを出た際にも、同じ跡が現れていた。

 アンドルー・ベイツ(Andrew Bates)報道官はこの日、バイデン氏に睡眠時無呼吸症候群の症状があることについては、2008年から公表していたと語った。

 CPAP装置は、睡眠時無呼吸症候群が引き起こすいびきや呼吸停止を防ぐために使われる。使用時には、顔にストラップでマスクを装着する。(c)AFP