【6月26日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、トラベラーズ選手権(Travelers Championship 2023)は25日、米コネティカット州クロムウェル(Cromwell)のTPCリバーハイランズ(TPC River Highlands、パー70)で最終日が行われ、キーガン・ブラッドリー(Keegan Bradley、米国)は終盤にボギーを重ねたものの、通算23アンダーで優勝を飾った。

 11番と12番で連続バーディーを奪って2位に6打差をつけたブラッドリーは、13番でティーショットをウオーターハザードに打ち込むなどその後4ホールで3ボギーを記録したものの、逃げ切りを果たした。

 2アンダーで「68」のスコアを残したブラッドリーは、これまでの大会記録を1ストローク更新する「257」で上がり、米国勢のザック・ブレア(Zac Blair)とブライアン・ハーマン(Brian Harman)を3打差の2位タイに抑えた。

 世界ランク4位のパトリック・キャントレー(Patrick Cantlay、米国)は、13番から3連続バーディーを奪い一時通算21アンダーとしてブラッドリーにプレッシャーをかけたが、その後2ボギーをたたいて通算19アンダーとなり、首位と1打差で最終日を迎えていたチェズ・リービー(Chez Reavie、米国)、そしてスコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler、米国)と4位タイを分け合った。

 前週、今季メジャー第3戦の全米オープン選手権(2023 US Open Championship)で2位に終わったロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は「64」で回り、通算18アンダーでデニー・マッカーシー(Denny McCarthy、米国)とともに7位タイに終わった。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)は通算16アンダーで13位タイだった。(c)AFP