世界に広がるベネズエラの日常食アレパ 移民や健康ブーム背景に
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■「移民とともに広がる食文化」
東京では、ベネズエラ出身のラウル・マルケスさん(42)と日本人の妻ミホさんが、キッチンカーで「グルテンフリーでヘルシーなストリートフード」とうたい、アレパを販売している。
「ここしばらくの困難な状況によってベネズエラから多くの人が移住した。その結果、食べ物を含め、われわれの文化が(世界に)広がった」とマルケスさんはAFPに語った。
一方、カラカスで暮らすリスベス・マルケスさんは15年間、毎日午後4時から午前2時まで、路上でアレパを売ってきた。
マルケスさんのお気に入りは、溶かしバターや黒豆、卵、チーズと一緒に食べる「パベロン(Pabellon)」だ。
1日に約1200個のアレパを売っているが、「食べ飽きないですね。一番おいしいのは家で作るアレパです」と話した。(c)AFP/Toni CERDA, Ana FERNANDEZ, Katie FORSTER and Patrick FORT