【6月19日 AFP】ロードレース世界選手権、第7戦ドイツGPは18日、MotoGPクラス決勝が行われ、プラマック・レーシング(Pramac Racing)のホルヘ・マルティン(Jorge Martin、スペイン)が優勝を飾った。

 マルティンは総合首位に立つドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)のフランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)を抑え込んで接戦を制し、2021年の第10戦スティリアGPに続くキャリア2勝目を挙げた。

 中盤まで大きくリードを広げていたマルティンは残り10周で昨季王者のバニャイアに一時逆転を許したものの、その後再びリードを奪った。また残り2周でマルティンとバニャイアが接触する場面もあったが両者持ちこたえ、マルティンが接戦を制した。3位にはドゥカティのサテライトチームであるプラマック・レーシングのヨハン・ザルコ(Johann Zarco、フランス)が続いた。

 マルティンは17日に行われたスプリントレースでも、バニャイアに勝利している。

 一方、6度の世界王者に輝くレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)は、午前のウオームアップセッション中に転倒して親指を骨折したため、決勝の1時間前に棄権した。(c)AFP