【6月13日 AFP】22-23NBAファイナル(7回戦制)は12日、米コロラド州デンバー(Denver)で第5戦が行われ、デンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)が94-89でマイアミ・ヒート(Miami Heat)を下して4勝1敗とし、初優勝を果たした。

 ナゲッツはニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)が28得点16リバウンドを記録するなどして逆転勝ちを収め、NBA参戦47シーズン目にして初の頂点に立った。2度のシーズン最優秀選手(MVP)と5度のオールスター選出を誇るヨキッチは、その輝かしい経歴に優勝という最後のピースを加え、ファイナルMVPにも選ばれた。

 ヨキッチの他にはマイケル・ポーター・ジュニア(Michael Porter Jr.)が16得点13リバウンド、ジャマール・マレー(Jamal Murray)が14得点8リバウンド8アシストで勝利に貢献した。

 対するヒートは過去10シーズンで3度目のファイナル敗退となった。

 今回はプレーイン・トーナメントからプレーオフに進出すると、レギュラーシーズン最多勝のミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)を破って勝ち上がってきたが、タイトルには届かなかった。

 この日はジミー・バトラー(Jimmy Butler)がチーム最多の21得点、バム・アデバヨ(Bam Adebayo)が20得点12リバウンドをマークした。(c)AFP