【6月1日 AFP】アフリカ・ナミビアの警察は5月31日、東カバンゴ州(Kavango East)で有毒物質の入ったおかゆを食べ、家族15人が死亡したと発表した。食中毒が疑われるという。

 地元メディアは、一家は貧困家庭で、醸造酒を作った後に残った穀物でできたおかゆを食べたと伝えた。

 警察によると、死亡した15人は21人家族の一員。27日夜、おかゆを食べた後に体調不良を訴え病院に搬送された。31日の時点で15人の死亡が確認されたという。警察は有害と疑われる物質を摂取し、死亡した数としては過去最大規模だとしている。

 捜査が開始されており、検視結果はまだ出ていない。(c)AFP