【5月15日 Xinhua News】「茶摘みだ、豊作だ」茶畑に響き渡る大勢の声。中国福建省の西北部にある武夷山では、茶摘みのシーズンを迎えると、茶農家の人々が豊作を祈願して「喊山祭茶」と呼ばれる伝統的な儀式が行われる。

 武夷山茶の歴史は古く、史料によると唐代にはすでに栽培され、民間では高級贈答品として利用されていたという。宋代には皇室への献上品となり、元代には専門に献上茶を生産する「焙茶局」「御茶園」が設けられ、明代末から清代初めにはウーロン茶の製法が確立した。(c)Xinhua News/AFPBB News