【5月9日 AFP】スペイン南部マラガ(Malaga)のピカソ美術館(Picasso Museum)で9日、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)の彫刻展が開幕した。マラガはピカソの生まれ故郷。

 彫刻展は「Picasso Sculptor. Matter and Body(彫刻家ピカソ 物質と身体)」と銘打たれ、没後50年を記念して開催。1909~1964年に制作された61点が展示されている。

 キュレーターのカルメン・ヒメネス(Carmen Gimenez)氏は、「ピカソの彫刻作品に焦点を合わせたスペイン初の大規模展覧会」だとしている。

 美術館によると、ピカソの彫刻作品はこれまであまり注目されてこなかった。制作した絵画作品が約4500点に上るのに対し、「彫刻は700点前後とみられる」という。

 会期は9月10日まで。(c)AFP