【5月6日 AFP】韓国ソウル南方の農村地帯で6日、米空軍のF16戦闘機が通常訓練中に墜落した。死傷者も周辺への被害も出ていないという。

 米空軍によれば、第8戦闘航空団に所属するF16戦闘機が午前9時45分ごろ、京畿道(Gyeonggi province)にある烏山空軍基地(Osan Air Base)近くの農業地域に墜落した。パイロットは墜落前に無事に脱出し、その後、最寄りの病院に搬送されたという。

 墜落原因については調査中だとしている。

 京畿道のキム・ドンヨン(Kim Dong-yeon)知事はツイッター(Twitter)で、「地元の消防隊が出動し、消火に当たった」と明らかにした。

 聯合(Yonhap)ニュースが伝えた警察官の話によれば、墜落現場付近に民家はなく、戦闘機以外に被害は出ていないという。(c)AFP