【4月10日 AFP】男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は9日、足のけがのため、出場中だった今季メジャー第1戦の第87回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2023)を最終日の競技前に棄権した。主催者が発表した。

 ウッズはその後、自身のツイッター(Twitter)で「足底腱(けん)膜炎が悪化し、棄権することになり残念」と説明した。ウッズが足のけがでメジャー大会を途中棄権するのは直近1年で2度目となる。

 2021年の自動車事故で脚に重傷を負った影響に今も苦しみ、今大会開幕前にはこれが最後のマスターズになるかもしれないと示唆していた。寒さと雨の厳しいコンデションの中で行われた前日の第3ラウンドでは、足を引きずる場面もよく見られた。

 カットラインが上がった影響もあって予選は何とか通過したが、第3ラウンドでは序盤からボギーを連発し、通算9オーバーの最下位に転落。悪天候の影響で第3ラウンドが順延となったため、この日は最終ラウンドと合わせて残り29ホールを回らなくてはならない状況だった。(c)AFP