【3月30日 AFP】ロシア国営石油会社ロスネフチ(Rosneft)は29日、インド向けの石油販売を拡大することで、国営インド石油(IOC)と合意したと発表した。ロシアはウクライナ侵攻をめぐり西側諸国から制裁を科されており、石油の新たな販売先を模索している。

 ロスネフチによると、イーゴリ・セチン(Igor Sechin)最高経営責任者(CEO)がインドを訪問。IOCとの間で、「インドへの石油供給を大幅拡大し、油種も増やすことをうたった長期契約」を交わした。

 ロスネフチは、供給量や価格については明らかにしていない。(c)AFP