シフリンが最終戦V、驚異のシーズン有終飾る アルペンW杯
発信地:ソルデュ/アンドラ
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【3月20日 AFP】22-23アルペンスキーW杯は19日、アンドラ・ソルデュ(Soldeu)で今季最終戦となる女子大回転が行われ、W杯最多勝利記録を更新したミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)が優勝で驚異的なシーズンを締めくくった。
1本目で大差をつけたシフリンは、テアルイセ・スティエルネスン(Thea Louise Stjernesund、ノルウェー)を0秒06差で抑えて勝利。バレリー・グレニエ(Valerie Grenier、カナダ)が3位に入って表彰台に上がった。
2週間前に自身5回目の総合優勝を決めているシフリンは、これで今季14勝目を挙げ、W杯の通算勝利数を88勝とした。今後については「何日かビーチで過ごしてから、欧州へ戻ってスキーのテストをし、それからもう少し長めの休みを取る」とコメントし、「すぐにまた来シーズンが始まって、欧州へ戻ることになる。また戻ってきて滑るのが楽しみ」と意気込んだ。
男子も最終戦の回転が同じ会場で行われ、ラモン・ツェンヘウゼルン(Ramon Zenhaeusern、スイス)が優勝。この結果、今季2勝を挙げているルカス・ブラーテン(Lucas Braathen、ノルウェー)がこの種目の年間タイトルを勝ち取った。
ブラーテンは0秒06差の2位に入り、同胞ヘンリク・クリストファーセン(Henrik Kristoffersen)が0秒63差の3位で続いた。(c)AFP