【2月17日 AFP】ペルーの首都リマにある国立自然史博物館(Natural History Museum)で、先史時代のマッコウクジラの化石が公開されている。

 ペルーの古生物学者、アルド・ベニテスパロミノ(Aldo Benites-Palomino)氏によると、2020年にオクカヘ砂漠(Ocucaje Desert)で発見されたこの化石は約700万年前のもの。先史時代のマッコウクジラの化石としては、世界で最も保存状態が良いという。

 ベニテスパロミノ氏は「世界で最も保存状態の良い頭蓋骨だ。米国やイタリアで発見されたものもあるが、断片的だったり崩れていたりする。生態を詳細に研究できる機会は今回が初めてだ」と話した。

 映像は15日撮影。(c)AFP