【8月24日 Xinhua News】中国四川省(Sichuan)にあるジャイアントパンダ国家公園の唐家河エリアの職員がこのほど、赤外線カメラのデータを整理していた際、白熊坪エリアに設置したカメラが5月25日から4日間連続で野生のジャイアントパンダが活動する姿を確認した。

 白熊坪エリアは、中国初のジャイアントパンダ野外生態観察ステーション「五一棚」の次に開設された二つ目のステーション。赤外線カメラは、ジャイアントパンダの活動が比較的集中しているエリアで、標高約2900メートル地点に設置されている。  

 職員によると、4日連続で現れたパンダは同一の成体のパンダだという。毎年3~5月はパンダの年に一度の発情期で、パートナー探しや交尾の際はけんかをすることが多い。5月26日に記録された映像では、パンダの毛並みはぼさぼさで泥だらけだったことから、唐家河エリアに来年、かわいい赤ちゃんパンダが一頭増える可能性を意味している。(c)Xinhua News/AFPBB News