【8月18日 CGTN Japanese】中国で最大の、最も完全な形で保存されている古代の沈没船を引き揚げるための設備が今月末までに完成する見込みです。

 この沈没船は中国最長の川・長江が海に流れ込む地点で発見されたもので、「長江口2号」と名付けられています。清の同治帝時代(1862~1875年)の木造船で、長さ約38メートル、幅約10メートルで、陶磁器を含む大量の文物が載せられているとみられています。

 船体や船上の文物を最大限守るため、船と接触せずに引き揚げる方式が採用され、関連設備の製造が進められています。引き揚げは今年末までに行われる予定です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News