【6月7日 AFP】ドミニカ共和国のオルランド・ホルヘ・メラ(Orlando Jorge Mera)環境・天然資源相が6日、省内で開かれていた週例会議に銃を持って乱入した男により射殺された。同国政府が発表した。

 現場のAFP記者は、重武装した警察の精鋭部隊が環境・天然資源省に入るのを目撃。地元メディアによると、男は人質を取って建物内に立てこもった。

 大統領府報道官は、容疑者の男はホルヘ・メラ氏の友人で、警察に身柄を拘束されたと説明。犯行の動機は捜査中だとした。

 同省関係者はAFPに対し、男はホルヘ・メラ氏との友人関係を利用して制限区域に入ったと語った。同省はツイッター(Twitter)に「月曜朝に起きた事態に動揺している」と投稿した。

 ホルヘ・メラ氏は、1982~86年に大統領を務めたサルバドル・ホルヘ・ブランコ(Salvador Jorge Blanco)氏の息子で、事件発生当時は次官らと定例会議を行っていた。(c)AFP