【5月31日 AFP】レバノンの首都ベイルートで30日、日本赤軍がイスラエル・テルアビブの空港で起こした乱射事件から50年の記念集会が開かれ、実行犯の一人でレバノンに政治亡命中の岡本公三(Kozo Okamoto)容疑者(74)が参加した。

 岡本容疑者は事件で死亡した日本赤軍メンバーらの墓に花輪を供えたほか、ピースサインと笑顔を見せる場面もあった。

 事件では米国人17人、イスラエル人8人、カナダ人1人が死亡。岡本容疑者はパレスチナ解放人民戦線(PFLP)の保護下で現在もベイルートで生活しており、公の場に姿を現すのは異例。(c)AFP