【4月14日 AFP】14日のサッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)準々決勝第2戦でFCバルセロナ(FC Barcelona)と対戦するフランクフルト(Eintracht Frankfurt)は、ドイツから現地入りが見込まれる3万人のファンの後押しを受けて敵地カンプ・ノウ(Camp Nou)で金星を目指す。

 ホームで行われた7日の第1戦を1-1で引き分けたフランクフルトは、前向きなムードでスペインへと向かう。チームのスポーティング・ディレクター(SD)を務めるマルクス・クレシェ(Markus Kroesche)氏は「向こうで彼らを倒す」と勝利を誓った。

 その一方で、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)を5度制しているバルセロナに対しては、チームはパフォーマンスを「もう一段上げる」必要があるとも話した。

 フランクフルトにとって今回のバルセロナ戦は近年最大の試合で、大勢のファンが敵地に押し寄せるものとみられており、MFセバスティアン・ロデ(Sebastian Rode)も「ファンと一緒に大きなことを成し遂げたい」と話す。

 チームを指揮するオリバー・グラスナー(Oliver Glasner)監督は、選手は第1戦の結果に士気を高めており、「どんなことでも可能だ」とコメント。第1戦で好セーブを連発したGKケヴィン・トラップ(Kevin Trapp)は、「今それ(勝利)を信じていない人は場違いだ」と意気込んでいる。

 国内リーグでのフランクフルトは、10日のSCフライブルク(SC Freiburg)戦に敗れ、残り5試合で欧州カップ戦圏内から5ポイント差の9位につける。それでもグラスナー監督は、来季欧州の舞台で戦う最善の手段は「ヨーロッパリーグで優勝し、チャンピオンズリーグに出ること」だと信じている。(c)AFP