【4月11日 AFP】アフガニスタン・カンダハル(Kandahar)のケシ畑。同国のイスラム主義組織タリバン(Taliban)暫定政権はこのほど、アヘンの原料となるケシの栽培を禁止すると発表した。

 アフガニスタンは世界最大のケシ生産国。2011年の米同時多発攻撃を受けてアフガンに駐留した米軍などと戦う中で、タリバンは支配地域のケシ生産者に重税を課し、主な資金源としてきた。

 国連(UN)によると、近年アフガンのケシ栽培面積は1990年代半ばの約4倍に当たる25万ヘクタールで推移している。(c)AFP