【2月2日 AFP】静かな音楽が流れ、仕事に集中できる雰囲気が漂う──今、レバノン・ベイルートのカフェを訪れる人々にとって最も重要なのは、十分な照明と安定したWi-Fi接続だ。

 終わる兆しのない経済危機で、電力不足が深刻なレバノン。インターネットにも接続できなくなった人たちにとって、仕事場の代わりになっているのがカフェだ。

 新型コロナウイルス流行による制限措置でオフィスへ行けない上に、1日23時間にも及ぶ停電やインターネットが接続できない状態が増えたことが重なり、多くの人が終日カフェで過ごさざるを得なくなった。

 映像は1月14日撮影。(c)AFP