【11月9日 AFP】ニジェール南部で、わらと木材で造られた校舎で火災が発生し、少なくとも子ども26人が死亡した。地元市長が8日、AFPに明らかにした。

 地元マラディ(Maradi)の市長によると、このほか13人が負傷し、うち4人は重傷。子どもたちの年齢は、5歳から6歳だった。

 世界最貧国の一つであるニジェールでは、校舎の不足により、わらと木材の小屋が多数建設され、教室として使用されている。子どもたちは地面に座って授業を受けることもある。そうした教室は引火性が高く、火災が頻発。死傷者が出ることはほとんどないが、4月に首都ニアメーの労働者層地区で発生した学校火災では、20人の子どもが焼死した。(c)AFP