【5月11日 Xinhua News】中国湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)とメキシコの首都メキシコ市を結ぶ国際定期貨物便の第1便が8日、武漢天河国際空港を離陸した。同路線の就航は両国の航空貨物輸送の空白を埋め、中国から中南米地域に向けた航空物流の時間効率を高める。

 同路線の就航で天河国際空港の国際定期貨物航路は14本になった。新路線はメキシコのアエロメヒコ航空が週2便で運航し、貨物輸送量は年間3500トンを見込む。

 武漢市交通運輸局の担当者は、同路線の開通が中国と中南米間の貿易、特に長足の発展を遂げる越境電子商取引(EC)の小包輸送需要を満たすと述べた。

 中国税関の統計によると、メキシコは2020年の中国の中南米における第2位の貿易相手国であり、最大の輸出国、第3位の輸入国となっている。両国の同年の貿易額は前年比0・2%増の608億5千万ドル(1ドル=約109円)だった。(c)Xinhua News/AFPBB News