【5月2日 CNS】中国・国務院貧困扶助弁公室政策法規司の陳洪波(Chen Hongbo)司長は4月24日、2019年末時点で、中国の貧困人口のうち97%を占める9300万人が貧困から脱却したことを明らかにした。

 貧困人口の中には、さまざまな原因で貧困を脱した後に再び貧困に陥る人も客観的に存在しており、正常な現象であると説明。この数年は、再び貧困に陥る人の数が年々減っており、貧困脱却の質が高まっているとしている。

 貧困から脱却した人が再度貧困に戻ること、および貧困ラインに近い人が新たな貧困者となることを防止するため、貧困者の観察・扶助体制をつくり上げたとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News