【4月25日 AFP】マレーシア東部ケママン(Kemaman)地方のある地域では、乱れた髪に長く伸びたひげを蓄えた「お化け」が、新型コロナウイルスの封鎖措置の中で住民が外に出ていないかどうかを夜な夜なパトロールしている。

 白い布を身に着けマスクをかぶってお化けに扮(ふん)している地元住民らは、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の死者が増えているとのニュースを見て、地域の見守り活動を始めた」「子どもたちはお化けの格好をした私たちを見ると一目散に家に帰る。今では外に出る前に周辺にお化けがいないかどうかチェックするほどだ」などとAFPの取材で語った。

 映像は17日撮影。(c)AFP