【3月29日 AFP】ウルグアイサッカー協会 (AUF) は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により全世界的にスポーツが凍結状態となる中、オスカル・タバレス(Oscar Tabarez)監督を含むほぼ全スタッフを一時解雇したと発表した。

 AUFは27日、「執行委員会はすべての活動停止をもたらした現在の健康危機のため、協会の今後の機能を保護すべく、一連の厳しい決定を下さざるを得なくなっていることを通知する」と発表した。

 主な措置は、2006年から代表指揮官を務めるタバレス監督ら「すべてのスタッフを失業保険に加入させるため」のものだとしている。

 国内メディアによると、この決定は400人に影響を与えるものになるという。

 AUFによると、全スタッフだけでなく「すべてのカテゴリーの外部契約を停止し」、「協会の基本的なニーズ」に「必要不可欠」な業務のみを継続していくという。

 AUFの発表文は「近いうちに、ボールは再び転がり始めるだろう」と締めくくられている。(c)AFP