BNPパリバOP中止、新型コロナ症例で開催地が緊急事態
発信地:ロサンゼルス/米国
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【3月9日 AFP】(写真追加)テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2020)の主催者は8日、新型コロナウイルスの全世界的な流行を懸念して、大会を中止すると発表した。
米カリフォルニア州インディアンウェルズ(Indian Wells)で行われる、四大大会(グランドスラム)以外では最大規模の大会は、11日に開幕予定だった。
しかし、コーチェラバレー(Coachella Valley)でCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の症例が確認され、同州リバーサイド(Riverside)郡の保健局がコーチェラバレーに公衆衛生上の緊急事態を宣言したことを受け、主催者は中止に踏み切った。
大会ディレクターを務めるトミー・ハース(Tommy Haas)氏は「大会が開催されないことに非常に失望していますが、地域社会やファン、選手たち、ボランティアの方々、スポンサー、従業員や販売員、そしてイベントに関わるすべての人たちの健康と安全が最も重要です」とコメントしている。(c)AFP