【4月27日 AFP】今年1月の飛行機事故で死亡したエミリアーノ・サラ(Emiliano Sala)選手の父親オラシオ(Horacio Sala)さんが、心臓発作で急死していたことが分かった。58歳。サラ選手の故郷の市長が26日に明かした。

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 サラ選手が乗っていた小型機がイギリス海峡(English Channel)で墜落して亡くなったわずか3か月後、父親の突然の訃報が届いた。

 サラ選手の故郷の町、アルゼンチン・プログレソ(Progreso)のフリオ・ムエジェル(Julio Mueller)市長は、「オラシオ夫人が朝5時に電話をくれた。医者たちはすでにそこにいた。彼はエミ(サラ選手)の死を乗り越えることができなかった」と話している。

 サラ選手はフランス・リーグ1のナント(FC Nantes)からイングランド・プレミアリーグのカーディフ・シティ(Cardiff City)にクラブ史上最高額となる移籍金1500万ポンド(約21億円)で加入することが決まっていて、事故はカーディフに向かう途中で起きた。

 なお、この事故では小型機を操縦していたデビッド・イボットソン(David Ibbotson)さんも亡くなっている。(c)AFP