【4月18日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のフランクフルト(Eintracht Frankfurt)は17日、ポルトガル1部リーグのベンフィカ(Benfica)からローン移籍で加わっていたFWルカ・ヨビッチ(Luka Jovic)と完全移籍の契約を結んだと発表した。

 21歳のヨビッチは、今季公式戦でここまで25ゴールを挙げて、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)やFCバルセロナ(FC Barcelona)といった欧州のビッグクラブの目に留まる活躍を見せていた。

 フランクフルトは3月、ヨビッチのローン契約には約700万ユーロ(約9億円)で買い取ることができるという条項が付いていると明かしており、この買い取りオプションを行使し、ヨビッチと2023年までの契約を結んだことを明かした。

 フランクフルトのスポーティング・ディレクター(SD)を務めるフレディ・ボビッチ(Fredi Bobic)氏は、発表の中で「ルカの成長にはとても満足しており、長期契約を結びたいということに疑いはなかった」「彼は並外れた才能の持ち主だ」と記した。

 ヨビッチは複数のクラブが獲得を検討していたと報じられており、同選手が今シーズン以降もフランクフルトに残留するか、また高額オファーが届いた際にクラブが売却するかどうかはいまだ不明である。

 ヨビッチの父親は先週、独紙ビルト(Bild)に対し、ヨビッチはフランクフルトに残留したがっていると話していた。

 フランクフルトは18日、ヨビッチのローン元ベンフィカとのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)準々決勝第2戦に臨む。(c)AFP