【3月6日 AFP】英イングランド中部アッシュボーン(Ashbourne)で5日、町全体を会場に住民総出で参加する毎年恒例のフットボール大会「ロイヤル・シュローブタイド・フットボール(Royal Shrovetide Football)」が始まった。

 住民たちは、町を流れる小川のどちら側で生まれたかによって、「アッパーズ(Up'ards)」と「ダウナーズ(Down'ards)」の2チームに分かれ、およそ3マイル(約5キロ)離れて設置された各チームのゴールを目指す。ルールはほぼ無く、キリスト教の「告解の火曜日(Shrove Tuesday)」と「灰の水曜日(Ash Wednesday)」の2日間にわたって、それぞれ8時間行われる。

 大会は、アッシュボーンで1667年から毎年開催されているといわれている。(c)AFP