【2月25日 AFP】イングランド・プレミアリーグのレスター・シティ(Leicester City)は24日、公式戦ここ7試合で6敗目を喫したことを受け、クロード・プエル(Claude Puel)監督を解任すると発表した。

 2015-16シーズンにリーグ制覇を遂げたレスターは、23日のクリスタルパレス(Crystal Palace)戦に1-4で敗れて12位に転落し、降格圏との勝ち点差は8となった。

 プエル監督の解任に伴い、同氏のアシスタントを務めていたジャッキー・ボヌベー(Jacky Bonnevay)氏も退任する。暫定指揮官には、ファーストチームのコーチを務めるマイク・ストーウェル(Mike Stowell)氏とアダム・サドラー(Adam Sadler)氏が就く。

 レスターは解任発表文で「クラブは、指揮官としてチームを16か月率いた取り組みについて、クロードに感謝するとともに、今後のそのキャリアにおける幸運を祈る」としている。

 今季のプレミアリーグで監督が解任されたのは、サウサンプトン(Southampton FC)のマーク・ヒューズ(Mark Hughes)氏、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)氏らに続いて5人目となった。

 レスターは昨年のクリスマス頃にはチェルシー(Chelsea)やマンチェスター・シティ(Manchester City)を破るなど好調だったが、その後不振に陥り、最後の白星は1月1日に行われたエバートン(Everton)戦にまでさかのぼる。

 直近7試合における6敗の中には、イングランドFAカップ(FA Cup 2018-19)3回戦での4部ニューポート・カウンティ(Newport County)戦も含まれている。(c)AFP