【2月24日 AFP】18-19フランス・リーグ1は23日、第26節が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は3-0でニーム(Nimes Olympique)に快勝。2ゴールを挙げたキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)は史上最速でリーグ通算50ゴールに到達した。

 サッカーのデータを扱うオプタ(Opta)によると、これまでは1982年に21歳と11か月9日で50ゴール目を挙げたヤニック・ストピラ(Yannick Stopyra)氏が仏1部リーグの最速記録保持者だったが、エムバペはニーム戦の69分と89分に得点してその座を奪取した。

 エムバペは仏テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)に対して「できる限りチームを助けたいと思って日々サッカーに取り組んでいる」「サッカーは僕にとっていまも楽しいことだし、得点や記録更新はモチベーションになるから、すごくうれしい」とコメントした。

 PSGはマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)の美しい浮き球のパスからクリストファー・エンクンク(Christopher Nkunku)が40分に先制点を挙げると、そこから均衡が崩れて快勝を収めた。中位ニームとしては、守護神ポール・ベルナルドーニ(Paul Bernadoni)の奮闘と、エムバペらPSG攻撃陣の決定力不足がなければもっと大敗していた可能性もあった。

 2位リール(Lille OSC)がすでに1-1でストラスブール(RC Strasbourg)と引き分けているため、PSGは勝ち点差を17に広げて首位を独走している。(c)AFP/Terry DALEY