【1月30日 AFP】女子テニス、サンクトペテルブルク・レディース・トロフィー(St. Petersburg Ladies Trophy 2019)は29日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)が予選勝者のマルガリータ・ガスパリアン(Margarita Gasparyan、ロシア)に6-4、6-1で勝利した。

 全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)ではラウラ・シグムンド(Laura Siegemund、ドイツ)に敗れ1回戦で姿を消したアザレンカは、同大会で準優勝した第1シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)と2回戦で対戦する。

 元世界ランキング1位のアザレンカは、「彼女(クビトバ)は今絶好調だから難しい試合になると思う。対戦相手が誰であろうと、私にとってはすべての試合がとても大切。とにかく試合をこなして、進歩したい」とコメントした。

 また、息子レオ(Leo)くんの誕生と、それに伴う親権争いによって世界ランキングを大きく下げ、現在は51位につけているアザレンカは「シーズンは始まったばかりで、すべての試合が大変」と続けた。

 第5シードのユリア・ゲルゲス(Julia Goerges、ドイツ)は、第1セットで足首を痛めたかに思われたが、マリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)を6-2、7-5で下した。2回戦では、四大大会(グランドスラム)の決勝に2度進んでいるワイルドカードのベラ・ズボナレワ(Vera Zvonareva、ロシア)と顔を合わせる。(c)AFP