【1月24日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は24日、2-0で勝利したフランス杯(French Cup 2018-19)10回戦のストラスブール(RC Strasbourg)戦で、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が新たに右足の中足骨を負傷したと発表した。

 中足骨の骨折により昨シーズンの終盤を棒に振ったネイマールは、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)第1戦を3週間後に控えたこのタイミングでまたしても同じ部位を痛めた。

 今回のけがの具合はまだ不明だが、ネイマールは人の手を借りることなく歩いてベンチに下がることができた。

 大会16強に進んだPSGは同日、「初期検査の結果、第5中足骨を再び痛めていることが分かった」「これから数日間の経過を見て治療を行う」と発表している。

 ネイマールは当初プレーを続けようとしたが、目を手で覆い、目撃者によれば涙を浮かべていたという。そして60分過ぎにムサ・ディアビ(Moussa Diaby)との交代を余儀なくされた。

 早い時間帯でのネイマールの交代はPSGにとって不安なものとなり、同選手は昨季も中足骨を骨折し、最後の3か月間を欠場していた。

 PSGを率いるトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は試合後、「医師もネイ(ネイマールの愛称)も心配していた。以前と同じ足の同じ部位だからだ」とコメントした。

 「次から次へファウルを3度受けるという状況だった。にもかかわらず主審は何も出さなかった。彼は足をひねった」 (c)AFP/Andy SCOTT