【11月1日 AFP】ラグビーニュージーランド代表は1日、今週末に都内で行われる日本代表とのテストマッチで先発する15人を発表し、初招集の2人を含む二軍相当のメンバー構成となった。

 オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)では、ダルトン・パパリイ(Dalton Papalii)とマット・プロテクター(Matt Proctor)が初キャップとなり、他にも6人の初招集選手がリザーブメンバーに入った。

 また、昨年のフランスXV戦で主将を任されたルーク・ホワイトロック(Luke Whitelock)がテストマッチでは初めてキャプテンを務めることになり、膝の負傷によりチームを約1年離れていたデイン・コールズ(Dane Coles)が復帰を果たした。

 ニュージーランドは27日に横浜で行われたオーストラリアとの試合を37-20で制し、定期戦シリーズ「ブレディスローカップ(Bledisloe Cup)」で3戦全勝としており、オールブラックスを率いるスティーブ・ハンセン(Steve Hansen)ヘッドコーチ(HC)はそこから大幅なメンバー変更を行った。

 今月に行われるイングランド、アイルランド、イタリアとのテストマッチに向けた準備のため主力選手を欧州に向かわせたハンセンHCは、日本戦に臨む選手たちに対して穏やかに警告している。

「日本は早いテンポでプレーし、力勝負ではなく素早いラグビーを仕掛けてくると予想している」「彼らも策略を隠しているに違いない。だから、われわれは集中力を高め、しっかりとフィジカルの強さや動きのキレを試合で発揮する必要がある」

 3日に行われる日本戦に向けて発表されたメンバーは以下の通り。

■先発メンバー

ジョーディー・バレット(Jordie Barrett)、ネヘ・ミルナー・スカッダー(Nehe Milner-Skudder)、マット・プロクター、ヌガニ・ラウマペ(Ngani Laumape)、ワイサケ・ナホロ(Waisake Naholo)、リッチー・モウンガ(Richie Mo'unga)、テトイロア・タフリオランギ(Te Toiroa Tahuriorangi)、ルーク・ホワイトロック、ダルトン・パパリイ、ヴァエア・フィフィタ(Vaea Fifita)、ジャクソン・ヘモポ(Jackson Hemopo)、パトリック・トゥイプロトゥ(Patrick Tuipulotu)、アンガス・タアヴァオ(Angus Ta'avao)、デーン・コールズ、オファ・トゥウンガファシ(Ofa Tuungafasi

■リザーブメンバー

リアム・コルトマン(Liam Coltman)、ティム・ペリー(Tim Perry)、ティレル・ロマックス(Tyrel Lomax)、ディロン・ハント(Dillon Hunt)、ガレス・エヴァンス(Gareth Evans)、ミッチェル・ドラモンド(Mitchell Drummond)、ブレット・キャメロン(Brett Cameron)、ジョージ・ブリッジ(George Bridge

(c)AFP