【8月3日 AFP】ポルトガル1部リーグ、FCポルト(FC Porto)との契約を1年残している元スペイン代表GKのイケル・カシージャス(Iker Casillas)は2日、同クラブで「現役生活を終えたい」と話した。

 かつてスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)でプレーした37歳のカシージャスは、「FCポルトで現役生活を終え、現在の契約を全うしたい」と公共放送ポルトガル・ラジオ・テレビ(RTP)に話した。

「少しのクラブだけで現役生活を過ごしたことになれば素敵だね。私は人生の大半を、レアル・マドリードという歴史上で最も素晴らしいクラブで過ごした。しかしポルトガルにわたってFCポルトのような強いチームに加入でき、私はとても幸せだ」

 スペイン代表としてW杯を制し、2008年と2012年の欧州選手権(UEFA Euro)でも優勝しているカシージャスは、FCポルトがポルトガルリーグ1部のタイトルを手した直後の5月に契約を延長。これによりカシージャスは、レアル時代に3度優勝し、歴代最多となる167試合に出場している欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)で再びプレーする機会を得た。

 FCポルトは4日に行われるアベス(Deportivo Aves)とのポルトガルスーパーカップ(Portuguese Supercup 2019)から新シーズンが始まる予定。アベスは昨季、ポルトガル杯(Portuguese Cup 2017-18)で驚きの優勝を果たしている。(c)AFP