【3月15日 AFP】14日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)決勝トーナメント1回戦第2戦で、FCポルト(FC Porto)に所属するGKイケル・カシージャス(Iker Casillas)の欧州カップ戦出場試合数が通算175試合に到達し、パオロ・マルディーニ(Paolo Maldini)氏を抜いて歴代最多記録を更新した。

 現在35歳のカシージャスは、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)で欧州サッカー連盟(UEFA)主催試合157試合に出場し、3回のチャンピオンズリーグ制覇を経験し、2015年にポルトガル1部リーグのポルトへ移籍した。

 ユベントス(Juventus)と対戦した14日の試合でカシージャスは、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)のレジェンドで、5回の欧州制覇を達成したマルディーニ氏の記録を1試合上回った。

 二人の後には、FCバルセロナ(FC Barcelona)で欧州王者に4回輝いたシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)が173試合で続いている。

 ポルトは2試合合計スコア0-3でユベントスに敗れ、大会から姿を消したため、カシージャスのさらなる記録更新は来季以降に持ち越しとなる。(c)AFP