【3月15日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)は14日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、ユベントス(Juventus)は1-0でFCポルト(FC Porto)を下し、2戦合計スコア3-0で準々決勝進出を果たした。

 ポルトのヌーノ・エスピリト・サント(Nuno Espirito Santo)監督は試合前、ユベントスの欧州カップ戦ホーム20試合無敗の記録をたたえ、ポルトが第1戦の0-2を逆転するのはほぼ不可能と話していたが、実際にその言葉通りの結果になった。

 ボールを圧倒的に保持しながら、いくつもの好機をふいにしていたユベントスだが、前半40分にゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)の枠内シュートをポルトのマキシ・ペレイラ(Maxi Pereira)が手で防ぐと、主審はPKとペレイラの退場を指示した。

 そしてパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)がポルトの守護神イケル・カシージャス(Iker Casillas)の逆を突くコースにPKを決め、ユベントスは欧州での無敗記録を21試合に伸ばした。

 ユベントスが最後に欧州カップ戦のホームゲームで黒星を喫したのは、0-2でバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に敗れた2013年4月のチャンピオンズリーグ準々決勝になる。

 しかし、17日に予定されている準々決勝の組み合わせ抽選次第では、記録のさらなる更新は難しくなるかもしれない。(c)AFP/Justin DAVIS