【7月28日 AFP】スペイン税務当局は、サッカー界のスーパースターで通算5度のバロンドール(Ballon d'Or)獲得を誇るクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)に対し、約1900万ユーロ(約24億6000万円)の罰金を支払って脱税問題の決着をつけることを承認した。同国検察が27日、明らかにした。

 マドリード検察の発表によると、税務当局とロナウドの顧問会計士の取引では懲役に関しても2年で合意したとされている。一般的にスペインでは凶悪犯罪でない場合、初犯では懲役2年以下の実刑になることはないため、ロナウドが収監されることはない。

 スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)からイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に移籍した33歳のロナウドは、昨年7月にマドリード近郊の裁判所に出廷し、脱税に関する四つの訴因について答弁していた。

 検察の申し立てによると、ロナウドはスペインで稼いだ肖像権収入を税務当局から隠したとされており、とりわけ英領バージン諸島(Virgin Islands)やアイルランドなど海外の租税回避地に設立した会社を利用して、納税義務を怠っていたという。

 一方、ロナウドにとって最大のライバルであるアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)も、2016年に脱税の罪で罰金200万ユーロ(約2億6000万円)と禁錮21月の有罪判決を言い渡された。その後、実刑判決については1日400ユーロ(約5万円)を当初の懲役期間分支払う形で、合計25万2000ユーロ(約3300万円)の罰金刑に軽減された。(c)AFP