【7月8日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)に出場するイングランド代表のファビアン・デルフ(Fabian Delph)が7日、第3子の誕生を見届けるために一時帰国し、チームに再合流してスウェーデンとの準々決勝に出場した嵐のような1週間を振り返り、「言葉にするのは難しいけれど、素晴らしかった」と語った。同日に行われた試合で、デルフは得点を記録したデレ・アリ(Dele Alli)に代わって後半32分に途中出場を果たし、チームも2-0で勝利している。

 イングランド代表のギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)監督は、コロンビアとPK戦までもつれた今月3日の決勝トーナメント1回戦の前に、デルフに対してチーム離脱のゴーサインを出していた。その後、デルフは自身のインスタグラム(Instagram)に「これまでで一番素晴らしい24時間を経験している」「午前7時52分、私と妻、そして2人のかわいい娘は赤ん坊をこの世界に迎え入れた」と投稿していた。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)に所属するデルフは試合後、「第3子の出産に立ち会わさせてくれたギャレスには感謝している。自分にとってはとてもつらかったし、あのPK戦がなおさらそうさせた。ジョーダン・ヘンダーソン(Jordan Henderson)に感謝しないとね。次のラウンドに進めてうれしいよ」とコメントした。

「赤ちゃんは健康だ。自宅で出産したのは3回目だ。名前に関しては候補が2つあって迷っている。とても素晴らしい経験で、家であの瞬間を共有できたのがうれしいよ」(c)AFP