W杯来場者、中南米からのファンが急増 存在感薄い欧州のサポーター
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■どこか欧州の国ではない
前出のド・ムンテさんは、国外で開催されるベルギー代表チームの試合を観戦する機会がしばしばあるというが、今回のロシア大会のように応援に訪れるベルギー人の数がこれほど少なかったことは、これまであまりなかったという。
「レッドデビルズ(ベルギー代表チームの愛称)の好調ぶりを考えると、4000人と推定されるベルギー人の数は少なすぎる」
W杯のサイドイベントとして開催される、ファンによるトーナメント大会に出場するためにイタリアから訪れたというゲラルド・ダルダネッリさん(28)は、「われわれが考えるロシアというのは──遠くて、どこか欧州の国ではないというものなのだと思う」と語った。(c)AFP/Dmitry ZAKS